本専門委員会の前身である日本学術振興会産学協力研究委員会 生体ひかりイメージング技術と応用第185委員会では、光を用いてヒトに安全で、侵襲性がなく、効率的に生体情報を取得できる技術・機器を開発することを目標とし、10年に亘ってその研究開発に取り組んできました。この間に、計算科学やAI技術の著しい進展は、生体内光伝播の正確な数理モデルの構築を可能とし、また光技術の進歩と相まって、その取り組みは新しいステージへと移行すべき段階を迎えています。 そこで第185委員会は2022年3月31日をもって閉会し、日本学術振興会より譲渡された事業と財産をもって、新たに日本光学会の中に「生体ひかりイメージング産学連携専門委員会」を、2022年4月1日に発足させました。 本専門委員会は、医学、薬学、工学、数学、宇宙物理学など多彩な専門分野の委員で構成されており、産業界と学界の連携により、ニーズに基づいた新奇の光医療・光ヘルスケア技術の研究・開発とその社会実装を目的とし、健康長寿社会の実現に貢献することを目指しております。
日本光学会「生体ひかりイメージング産学連携専門委員会」 委員長 星 詳子 (浜松医科大学光尖端医学教育研究センター・バイオフォトニクスイノベーション研究室) ▶︎ 詳しいプロフィールはこちら